仕事をする意味って一体なんでしょうか?あなたは考えたことがありますか?
今回は「仕事をすることの意味」や「仕事」と「趣味」の違いについて考え、
確認していきたいと思います。仕事に対しての価値観について考えていきたいと思います。
目次
仕事をすることの意味
僕たちはなぜ仕事をするのでしょうか?
僕は「仕事をする意味」というのは大きくこの3つに別れると思っています。
- お金(給料・ボーナス)
- やりがい(価値の提供による相手の反応)
- 自己成長(キャリア・地位)
多くの人はこの3つの全て、もしくはどれかを求めて仕事をするのではないでしょうか?
『目的』は「より良い人生」にすること
では、何のために先ほど挙げた3つのことを手に入れようとしているのかというのは、
「より良い人生」を歩むためなんですよね。人によっては「楽しい人生」を歩むためとも言えるかもしれません。
つまり、「より良い人生」を歩むことが『目的』であって、
「仕事をすること」はそのための『手段』なのです。
他人に価値を与えて対価を得る
そもそも「仕事」というのは「他人に価値を与えて対価を得ること」なんですよね。
その『対価』とは『お金』であったり、『やりがい』つまり『相手の成長・笑顔・感謝』であったりします。
その『対価』を得ることが「楽しく・幸福」だから僕たちは「仕事」をするのです。
「仕事」と「趣味」の違い
ここからは「仕事」と「趣味」の違いを踏まえてお話していきたいと思います。
先ほどもお話ししましたが、「仕事」も「趣味」も目的は同じです。
自分が「楽しく・幸福」になるために僕たちはそれらの行動を起こしているのです。


その中で、「仕事」と「趣味」は決定的に違うところがあります。
それは、「仕事」は「他人に価値を与えて対価を得ることを楽しむこと」に対して、
「趣味」は「自分が楽しむために自由にすること」であるのです。

「趣味」で生きてもいい
結局は「趣味」で生きようとも「仕事」で生きようとも、
「楽しかったらいい・幸せだったらいい」ということが結論としてあります。
なので、「他人に価値を与えたい・笑顔を見たい・成長させてあげたいとは思わない。自分が楽しければそれでいい。」
と思っている人は、別に「仕事」をしなくても「趣味」で生きていけば良いのでは無いでしょうか?


「他人のために働いて喜びを得る」ということが嫌なら働かなければいいんだよ。
まあ、それは極論だから言い方を変えると、働かないように努力すればいいんだよ。
— not@内向型ミニマリスト (@minimalman10) 2018年10月2日
「趣味」は「仕事」にしない方がいい理由
その「趣味」と「仕事」を切り離した中で、僕は「趣味」は「仕事」にしない方がいいと考えています。
それはなぜかというと、「趣味」は「自分が楽しむために自由にすること」ですが、「仕事」は「他人に価値を与えること」をしなければいけません。
なので、今まで自由に好きにやってきたのに、「趣味を他人に価値が与えることができる」ようにしていかなければならないからです。
つまり、自由にやれることが趣味だったのに、制限ができてしまい趣味ではなくなってしまうということです。
例)A君は今まで「ゲーム」という「趣味」を気ままに楽しんでいました。
そして、その中で「趣味」を「仕事」にしようと考えたので『ゲーム実況』を始めました。
しかし、『ゲーム実況』を仕事にしてお金を稼ぐには「他人に価値を与えなければいけない」ので、「トーク力」や「ゲームの上手さ」や「動画の編集力」が求められます。
なので、いざやってみると「面白いことを言わなければ」「ゲーム上手くならなきゃ」という焦燥感に駆られ。結局ゲームを楽しむことはできませんでした。
という風になってしまうのです。
なので、「趣味」は趣味のままおいておいた方がいいと思います。
人から反応を貰う喜びは大きい

と、お金を抜きにして考えてみるとこう考えてしまいます。
ですが、それでも多くの人は仕事に従事しているのは、
やはり「仕事をして他人に価値を与えて反応をもらう喜びが大きいから」なんですよね。
自分でやりたいことをやって欲が満たされて、「楽しいなー」とドーパミンが出るよりも、
他人に価値を与えて「ありがとう」という言葉をもらえた方が、自己肯定感や幸福感もあり、喜びは格段に大きいのです。
だからこそ多くの人は仕事に従事し、価値を提供してその対価として「喜び」や「お金」をもらっているのです。
終わりに
自分の人生のための手段として「仕事」があることを忘れないでください。
そして、自分は何のために「仕事」をするのかということがわかれば目指すべきことが見えてきます。
自分にとって最もハッピーになれる選択肢はどこなのかということを「趣味」や「仕事」と照らし合わせながら考えて見てください。
まずは、「より良い人生」になるかどうか。「楽しく・幸福な人生」に向かっているのかということを考えてみてください。