物事や人生には必ず本質というものがあります。
その本質を見抜くことができれば、もっと人生を楽に楽しく生きることができます。

今回は、「なぜ本質を見抜いていかなければいけないのか?」ということや、
本質を見抜くための具体的な方法をお話ししていきます。
パレートの法則

パレートの法則は、働きアリの法則と同じ意味合いで使用されることが多く、組織全体の2割程の要人が大部分の利益をもたらしており、そしてその2割の要人が間引かれると、残り8割の中の2割がまた大部分の利益をもたらすようになるというものである。
経済以外にも自然現象や社会現象など、さまざまな事例に当て嵌められることが多い。
引用 wikipedia
これはイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレードが発見したもので、
例えば、組織の中の上位の20%の人間が利益の80%の成果を生み出しているというものです。「80:20の法則」とも呼ばれています。
考えてみてください。
本当に生きるために必要なことはなんでしょうか?その仕事や作業は本当はしなくてもいいんではないでしょうか?
その本に一字一句読み込む意味ありますか?あなたの持っている服ほとんど着てなくないですか?必要ですか?
あなたが今、生活している中で「生きるため」に本質的に必要なことは2割程度ということです。
ユダヤの法則
この話は少しオカルトチックになるのですが、、『ユダヤの法則』というものもあります。
ちなみに、パレートは、このユダヤの法則を元にパレートの法則を生み出したと言われています。
このユダヤの法則は78対22の法則と言われており、いろいろなことにこの法則が当てはまるんです。
率直に凄いですよね。世界はこの法則でできているとまで言われている法則です。
本質を手に入れるための方法
では、本質的なこととは一体どうすれば理解できるのかと言いますと、
僕は『読書』をすることだと思っています。
なぜなら、既に先人達が人生においての本質や問題解決方法、悩みの解決法などを見出しているからです。
そして、その読書をする時にも『読むべきジャンル』というのはこの2つだと思います。
・哲学書
・古典
現在の「自己啓発書」や「ビジネス書」というのは結局は『古典・哲学書』をわかりやすく書いたものです。
なので、「自己啓発書」や「ビジネス書」はわかりやすいのでそれらに触れることは悪いことではないですが、
言い方を変えていたり、ニュアンスを変えただけのものがあったりするので惑わされてしまいます。

「タイトル名」や「大事そうなこと」に騙されて『お金と時間の無駄』になるようなことは避けましょう。
本質の例
僕が正しいと思っている本質の一つとして、ソクラテスの「汝自身を知れ」があります。
人生では何をするにも『自分』が『主体』なわけです。
その中で、自分の「したくないこと」「したいこと」はなんなのか。
自分は「どういう人間」であり、「得手不得手はなに」か、「どういう場所が適しているのか」ということは、
汝自身を知らないと出てこないわけです。

本質を見抜かないと起こる失敗例
ここで、「本質を見抜けないと起こる失敗例」について見ていきていと思います。
例えば、ダイエットをする際に「脂肪の落とし方の理屈(本質)」を知ってさえすれば、

というようないろんなことに手を出さなくても、
これらのダイエットが「単に食べる量を減らして食べるものを変えただけのダイエット」と理解できているのならば、

となりますが、本質がわかっていないと、

となります。
しかし、現代の人はこういった本質的な部分を探ろうとはしません。もはや情報と常識の奴隷状態です。
本質を見抜くためには
では、本質を探るためにはどうすれば良いのでしょうか。これには、二つのサイクルを回すしかないと思っています。
この1と2のサイクルを回していけば、本質を見抜いていくことができます。
何事もまずは本質はどこなのかを考えていってみてください。