世間一般の人にとっての『逃げ』という言葉。パッと思い浮かぶのはネガティブなイメージではないでしょうか。
世間では、いや日本では、「逃げてはいけない。諦めるな。」といういわゆるスポ根的な風潮があります。
しかし、本当に逃げることはいけないことでしょうか。
自分に負荷をかけなければならないのでしょうか?壁は乗り越えないといけないものなのでしょうか?頑張らなければいけないのでしょうか?
これらは全て一括りに『悪い』ものなのでしょうか?
一度の世間的失敗が人生の終わりという風潮の社会
日本の一度失敗したら終わり感は異常。
ドロップアウトしたら終わり。
大学進学できなかったら終わり。
就職できなかったら終わり。
会社を辞めたら終わり。
結婚できなかったら。
幸せな家庭を築かなかったら。一体、あなたの何が終わるというのだろうか。
— not@ミニマリスト (@minimalman10) 2018年4月21日
日本では、『何か一つのルートを歩むことが正義で正しい』という空気感に縛られているような気がします。
普通に進学して、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子供ができて、普通に働き続ける。
こういった『普通』を善であり正義とする空気感は未だ強く根付いています。
人生において「しなければならないこと」なんて何一つないですよね。あるのならば一体誰にに言われたんでしょうか?

逃げるということ
「逃げると後悔する」「逃げグセがつく」なんていう意見もありますし、自分でも自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。
しかし、「苦しい」「辛い」と感じていることで、「逃げよう」「辞めよう」と思ってしまうことなんて、
そもそもあなたが「自分に合っていて本当に情熱を傾けられることではない」かもしれませんし、
もしくは、「情熱を傾けられるほどの環境ではない」のかもしれません。
そんなことから逃げたとしても、後悔は絶対にしません。もし、やめなかったとしてもそこで成功することはできないでしょう。

「自分に当てはまった情熱の注げること」や「情熱の注げる環境」ができるまで、逃げて逃げて逃げまくって、挑戦し続ければいいと思いますよ。。
離れることも必要
もしかしたら、そのことから逃げて一度物事から離れてみると、

「やっぱりあれがしてみたい。」
なんてことになるかもしれません。
また、やっぱり辞めたことが自分の情熱の注げるものであるとわかるかもしれません。。
「逃げると経験が積み重ならない」と言いますが、「逃げることも経験」です。
ぜひ、『逃げ前提』でいろんなことにチャレンジしていってください。
「逃げようが逃げまいが本人の自由」なんですよ。本人が後悔しなければそれでいいんです。