
あなたの自分自身の「やりたいこと」を探す時にどのように探していますか?
その中で「やりたいこと」を探す際に『やってはいけないこと』があります。
それをやってしまうと結局、最終的に自分が辛くなってしまいます。
今回は、その「やってはいけないこと」を具体例を用いて解説して行きたいと思います。
僕は映画が大好き!一日三本は必ず見ていて、小学3年生から欠かしたことは無いです!
もはや廃人です!映画最高!一生見ていたいです!なので、将来の夢は映画監督になりたいです!
と、こういう人がいたとします。非常に浅はかだと僕は思います。
それはなぜかと言うと、彼は「映画を見ること」は好きですが「映画を作ること」が好きかどうかがわからないからです。
ここでもう一つ、例を載せておきます。
「ゲームが好きだからゲームプランナーになろうかな」と考えていたが「ゲームするのは好きだが、作るのは大して好きじゃない」ということに気づいて辞めた去年の夏。 https://t.co/YKHOE1dAzB
— not (@minimalman10) 2019年5月11日
はい。僕ですね。非常に浅はかです。
「ゲームをするのが好き」ですが「ゲームを作ること」は大して好きでは無いということに気づいたのでゲームプランナーになることは諦めました。諦めたというより辞めました。
彼らが浅はかな理由

この例に出した二人はどこが浅はかなのでしょうか。
それはどちらも「抽象的すぎる」ということです。これが全ての原因です。
例えば、一つ目の例では抽象度の高い言葉が「映画」になります。
でも、これを具体的にしていくとどうなるでしょうか。
「映画を見る」「映画を作る」「映画について話す」「映画について書く」というように具体化できます。
ちなみに彼は「映画を見る」ことが好きで「映画を作る」ことは好きかどうかはわかりません。
そして、「映画を見る」というのも「ホラー映画の終盤でヒロインが死んでいく映画を見るのが好き」というように「どのような映画を見る」というように具体化することができます。
「ホラー映画の終盤でヒロインが死んでいく映画を見るのが好き」な彼が果たして「映画を作る」という行為は楽しいのでしょうか。
勿論、楽しいかもしれないですけど楽しく無いかもしれません。それは「やってみないとわからない」です。
なので、「映画が好き」だから「映画を作ること」が好きとは言い切れないのです。
もしかしたら、楽しくなくて辞めてしまうかもしれません。
『やってはいけないこと』はただ一つ

ここからもう少し深く考えておきたいことがあります。
コチラに素晴らしく言語化されているツイートがあるので穴が空くほどご覧ください。
「人が好きだから人材業界に行きたい!」これは名詞と動詞の違いから生まれるよくある誤解。好きの対象を「名詞」で選ぶと大体失敗する。この場合は人という名詞。実際にやる仕事は「動詞」やで。「人に何をすることが好き」なのか明確にする。そしたら「好き」が変わってしまうリスクを下げられる。
— 福本真士 / 弟子学 (@sfkmt) 2019年5月10日
好きの対象を「名詞」で選ぶと大体失敗する。この場合は人という名詞。実際にやる仕事は「動詞」やで。「人に何をすることが好き」なのか明確にする。そしたら「好き」が変わってしまうリスクを下げられる。
「名詞」で好きを選ぶのではなく「動詞」で好きを選ぶということです。
つまり、『行動ベースまで落とし込んで好きを選ぶ』ということが重要になってくるのです。
例えば、二つ目の例では「ゲーム(名詞)」が好きだから「ゲームプランナー」になるというものでしたが、
「ゲームをする(動詞)」のが好きなので「ゲームを作る(動詞)」ことは好きでは無いので辞めたというものです。
もしかすると、この場合は「ゲーム実況」とか「youtuber」とかになる方が良い選択肢だったのかもしれません。
「ゲームをする(動詞)」が好きなので。。
「名詞」で「やりたいこと(好き)」を選んでしまうと、もしかしたら「好きではなかった」ということになってしまいます。
確実に自分の好きなことをやるためには『行動(動詞)』で選んでいくべきなのです。
「仕事」は「名詞」ではなく「動詞」で選ぶ

「仕事」において「名詞」なんてどうでも良いんです。
「ゲームを作る(動詞)」ことが「ゲームクリエイター(名詞)」と呼ばれようが「ゲームプランナー(名詞)」と呼ばれようがどうでも良いわけです。
この仕事で実際に自分が行う仕事は「ゲームを作ること」です。
「ゲームを作ること」が好きな人間が「ゲームを作ることができる職業に就きたい」と考えて「ゲームプランナー」になるのがベストなわけです。
なので、いかに「自分がやりたいこと」=「自分がやりたい行動(動詞)」を細かく具体的にして、それが最もできそうな仕事を選ぶことが大切になってきます。
「人と接するのが好き」な人は「困っている人を助けてあげることが好き」とか「楽しそうな人と一緒にいるのが好き」とか「ライバル関係で高め合うのが好き」とか色々あるわけで、そこの具体化を進めていくとやりたいことが定まってくる。
— not (@minimalman10) 2019年5月11日
例えば「心理的に困っている人を助けてあげることが好き」ならカウンセラーとかに絞れてくる。
でも「人と接するのが好き」なら人と関われる仕事なんて腐る程ある。まぁ、選択肢はあればあるだけ選びやすいと思うけど。
— not (@minimalman10) 2019年5月11日
まぁ、もっと具体化していくとなると「心理的に困っている人を助けることによって相手が生き方を立て直すのが好きなのか、感謝されるのが好きなのか、笑顔になるのが好きなのか、考え方を広めるのが好きなのか、」という風になるかな。
— not (@minimalman10) 2019年5月11日
最後に

「やりたいことが見つからない」ということは基本的にあり得ないです。
過去を掘り下げて「行動ベース」で物事をみると、必ず自分の楽しかった体験や嬉しかった体験というのはあるはずです。
それがあなたの「やりたいこと」です。
勿論、その「やりたいこと」で「お金を貰えるかどうか」というのは別の話ですが。。
しかし、このご時世「ゲームをすること」がお金になる時代です。
できるだけ多くの「やりたいこと」を探せばその分、マネタイズできる可能性やそういった仕事に就ける可能性も高くなってくると思います。
ですが、まずは「自分がやりたいこと」=「自分がやりたい行動(動詞)」を見つけないと始まらないので、
自分の過去としっかり向き合いましょう。
大事なことなのでもう一度言います。
自分の過去の体験としっかり向き合いましょう。
マジで本当に大事なのでもう一度、具体的に言います。
自分の過去の体験と向き合って再現したいと思える行動を沢山見つけ出しましょう。
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