これを見に来たあなたは少し短気と感じているのではないでしょうか?
もしくは、近くに短気の人がいるのでどんな特徴があるのか知りたかったですか??
まあ、なんにせよ、短気というのはすぐイライラしたり、怒ったりしてしまうことです。
なぜ、すぐにそうなってしまうのでしょうか?怒るということは、その先に何か理由があるはずです。
その理由を紐解いていけば、『自分』や『相手』がなぜすぐに怒ってしまうのかがわかります。
では見ていきましょう。
短気になる人の特徴
神経質
細かいことが気になってしまう神経質な人は短気なことが多いです。
細かいところが気になってしまうことで、いろんなところにイライラしたり、怒ったりしてしまいます。
情緒が不安定
一つの気持ちのまま長期間止めておくことができず、感受性豊かで喜怒哀楽が激しい人です。
気持ちがコロコロ変わってしまう人は短気になりやすいです。影響を受けやすい人とも言えるでしょう。
実はガラスのハートの持ち主
短気な人は怒りという感情を盾にして、自分の傷つきやすいガラスのハートを守っています。
実は短気な人は自分に自信がなくて、臆病なのです。しかし、怒りという感情を使い自分を強く見せてしまいます。
頑固な真面目
短気な人は真面目な人に多いです。自分が正義だと思ったこと以外のことをされると腹が立ちます。
また、その正義を頑なに曲げない頑固な人でもあります。
「こだわりが強い人」とも言えますね。。
プライドが高い
非常に高いプライドを持っており、自意識が過剰です。そのプライドを折られないようにするためにも、怒りという感情を盾にしてしまうのです。
また、プライドが高く、自分にとっての正義を持っているので、人を見下しがちです。
完璧主義
神経質で細かいところが気になってしまいがちなところがあり、頑固で真面目なので、
最後まで自分の思った通りにやり遂げようとする完璧主義な人にも短気な人は多いです。
短気は治すべきか
短気の悩みを抱えている人は、ほとんどの人が治したいと考えています。
なぜなら、怒りたくて怒っている人はいないからです。怒った時の嫌な気持ちで過ごしたい人はいないでしょう。。
しかし、短気といえば、ネガティブなイメージがありますが、本当に治すべきでしょうか?
先ほど短気の人の特徴を挙げましたが、実は、それらは全てあなた自身の才能なのです。
もう一度短気の人の特徴を今度はポジティブに言い換えて見てみましょう。
短気の長所
・神経質→繊細、細かいところに気を配れる
・情緒不安定→感受性が豊かでいろんなことに対して心から感動できる
・臆病→慎重性があり、リスクを好まない
・頑固で真面目→こだわりが強く、筋を通す。かつ一つのことをやり通せる強い心がある
・プライドが高い→自分には価値があるという心(または信じている心)を持っている
・完璧主義→妥協しないで徹底的にこだわり、それに対し猛烈な努力ができる
・損得勘定で考えてしまう→自分の人生の価値を知っている。自分の時間が一番大事だとわかっている
性格は所詮、言い方の問題です。どんな短所にも長所はあり、どんな長所にも短所はあります。裏を返せばいいのです。
どうでしょうか。この中にあなたのコンプレックスは少しは含まれているでしょう。
そのコンプレックスを治そうとする前に一度長所の部分を見てみましょう。
一思いに嫌だから治すというよりも、自分の短所を長所に変換して、もともと持っている才能を活かすということも一つの手ではないでしょうか。
本当に短気を治したいならば
今の説明を聞いても、やはり短所を直したいと言う方はいるかもしれません。
そんな方がまずすることは、「自分を認め、許すこと」です。
その行為をセルフコンパッションと言います。
セルフコンパッションをすることで、「なんで自分は短気なんだ」「こんな性格治したい」という気持ちを抑えることができます。
そうすることで、もしイライラしても自分を認めているので、それ以上のストレスにはなりません。
また、自分の感情に気づくこともできます。
自分の感情に気づくことができれば、「今、短気だからイライラしている」とか、「ああいうところが気になってイライラするな」ということがわかってきます。
そのポイントがわかれば、少しづつ少しづつ考え方を変えて、感情を変化させていきましょう。
まずは、全てを認め、受け入れた上で短気を治していくこと忘れないでください。
感情は積み重ねによって生まれる
食べたものが自分の体を作っていくように、湧き上がった感情があなたの心を作っていきます。
なので、あなたがイライラや怒りを積み重ねてきたから、短気になっていったのです。
そうなると、やることは一つだけです。少しづつ、自分の理想の感情に置き換えていってあげれば良いのです。
今の自分をすべて認め、客観視し、感情を少しづつ理想の感情に置き換えていくことが短気などの自分の嫌いな感情をなくす上で必要です。
