
「やりたいことが見つからない」という人は多くいますが、僕は「見つけ方を知らない」というだけだと思っています。
「夢を持て」
多くの人はそう言うが夢の持ち方は教えてくれない。
— not (@minimalman10) 2019年5月10日
そして、そういう人達の多くが勘違いしていることがあります。
それは「興味」と「再現」を理解せず、「興味」だけでやりたいことを探そうとしているということです。
少しよくわからないと思うので、じっくり解説して行きたいと思います。
「興味」と「再現」の違い
「興味」と「再現」の違いとはなんでしょうか。
それは「一度やってみたい」という方が「興味」であり、「もう一度やってみたい」という方が「再現」です。
つまり、昨日食べたお菓子をもう一度食べたい。というのが「再現」で、今日発売された新商品のお菓子を食べたい。というのが「興味」です。
両者の違いは「経験したことがあるかどうか」です。
経験をしたことがあるかどうかというのは非常に重要です。好きか嫌いかは経験していないとわかりませんよね。
それと同じで、経験したことがあることは好きか嫌いかを判断することができます。
昨日食べたお菓子は美味しかったという経験があるので好きなんですよ。でも、新商品のお菓子はまだ食べたことが無いので美味しいかもしれないけど、マズイかもしれない。それはわかりません。
これが「やりたいこと」を探す際の大きなポイントです。
「やりたいこと」とは何か

では「やりたいこと」とはなんでしょうか。僕は「興味があること」ではなく「再現したいこと」だと思っています。
定義上の話ですが。
なぜなら、先ほど言ったように「興味」は再現したくなるかどうかわからないからです。経験したことが無いので、可能性は未知なのです。
勿論、「興味」を持って「やりたいこと」=「再現したいこと」を探しにいくのは大切なことです。
しかし、現時点で「やりたいこと」を探す場合に目を向けるべきなのは「興味(未来)」ではなく「再現(過去)」です。
「やりたいこと(再現したいこと)」の見つけ方

先ほど言ったように「やりたいこと(再現したいこと)」を見つけるためにすべきことは二つです。
- 再現したいことが見つかるまで「興味」を探る
- 過去の経験から再現したいことを探る
この二つはどちらも重要ですが、より簡単に見つかるのは「過去の経験から再現したいことを探る」という方法ですよね。
何故なら、既にその行為が「好き・嫌い」の判断はできているわけですから。
自分の「好きなこと(やりたいこと=再現したいこと)」をやればいいわけです。
最後に
まずは「過去の経験から再現したいことを探る」ということが重要です。
そして、本当に見つからないのであれば「興味」を持って「再現したいこと」を探して広げていけば良いんです。
見つからないなんて事はないと思っていますが。。
そうしないと「興味」の迷路を延々と彷徨うことになりますよ。
常々、その「やりたいこと」は「興味」なのか「再現」なのかを考えておく事は大事です。
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