
あなたの自由に過ごせる時間はあと何時間ですか?
正直、耳の痛い話かもしれませんが、明確に自分の人生の『残り時間』を知ることで、あなたの時間に対する捉え方は変わるかもしれません。
いや、変えなきゃいけないんです。
人生の残り時間は何時間?
仮に今あなたが30歳だとして、80歳まで残り50年の人生を生きると仮定しましょう。
一日24時間のうち睡眠や入浴、そして食事など、絶対に必要な時間が一日10時間ほどだとすると、自由に使える時間は14時間程度ということになり、あなたの人生の残り時間の計算式は次のように表すことができます。
14時間 (1日に自由に使える時間)× 365日(1年) × 50年(あなたの残りの人生) =約260,000 時間
当たり前ですが、失ってしまった時間は二度と取り戻すことができない貴重な資源で、これを分かりやすくお金という概念で考えると、あなたの財布には今約26万円というお金が入っていて、決して増やすことのできない資源を毎日、毎日14円(1時間=1円)ずつ切り崩して生活していることになります。
「ちょっと待ったああ!!!!」
「260000時間とか結構あるじゃん」
とか思っちゃったあなた。ダメですよ。
「自由時間が一日14時間もあるわけないでしょう。。」
睡眠時間が7時間だとすると、普通なら「働いています」ので、8時間労働とします。プラス行き帰りの通勤で1時間。学校の場合でも、それぐらいの時間でしょう。
風呂、洗濯、食事などの雑務で約2時間。自由時間以外の時間の合計は18時間。
となると、計算式は24時間−18時間となります。
24時間-18時間=6時間。6時間。6時間。6時間。約一日の3分の1もないぐらいです。。
6時間(1日に自由に使える時間)× 365日(1年) × 50年(あなたの残りの人生)=109500時間
約10万時間。260000時間の約半分以下です。もしかしたら、無駄な時間を過ごしていたら、もっと少ないかもしれません。
で。もう一度聞きますが、
一日で、あなたが本当に『好きなこと・やりたいことをしている時間』は何時間ですか?
約10万時間をどう使うか

自由時間は約10万時間。少し現実味がない数字かもしれません。
あなたはどう使いますか?目標を達成するために使う。好きなことをする。勉強する。遊ぶ。
それは、あなたの自由です。あなたが、人生を楽しく過ごせるのならそれでいいのです。
しかし、この2つのことだけは、念頭に置いておきましょう。
1. 時間を無駄にしないこと
人生の『残り時間』がより具体的になったと思います。
なので、もしこの時間の短さに気づくことができたならば、1日6時間という短い時間を余すことなく使い倒してほしいのです。
何だか、どこにでもあるような薄っぺらい自己啓発本に書いているようなことですが、
「時間を大切にしましょう。」
2. 時間を増やすこと
ただ単に、時間の過ごし方を考えて限りある人生を生きていけばいいというわけではありません。
時間は増やすことができます。もちろん24時間が増えることではなく、自由時間を増やすことです。
睡眠は削れないとして、『働くこと』や、『雑務』『家事』『意味のないテレビ』『スマホ』など、
もし「自分が楽しくないこと」「特にやりたくもないこと」や「嫌なこと」はどんどん無くしていきましょう。
時間に対しての意識が変われば、より良い生活を営むことができるはずです。
是非とも、もう一度自分の時間の使い方について見直して見てはどうでしょうか。