
こんにちは。not(@minimalman10)です。
元々、行動力ゼロだった僕がミニマリストになろうと決心をしてから、二日ぐらいで部屋の約90%のモノを捨てました。
その直後に、「スーーーッと頭の中が綺麗になった感じ」がしました。今まで感じたことのない感覚でした。
あの、旅館やホテルの部屋に入ったときのあの開放感です。
いつもなら、部活から帰ってきて疲れていると、やらなきゃいけないと頭で思っていても、
洗濯物を明日に持ち越してしまったり、ひどい時にはソファに寝転び、そのまま寝てしまったりという自堕落な生活になっていたわけです。もちろんダメな自分に自己嫌悪し、ストレスも溜まります。
このような、『やりたいこと』『やらなければいけないこと』が頭に浮かんでも先延ばしにしてしまう人は多いと思います。
しかし、物を捨てた後はそんな生活とはおさらばできました。
『やろうと思ったことをすぐに行動に移せるようになった』のです。
なぜ行動力が上がるのか
なぜモノを捨てたら僕の行動力が上がったのでしょうか?
この現象は一体なんなのでしょうか。僕だけの感覚だったのでしょうか。
僕だけにたまたま起こったのでしょうか。
答えはNOです。
視界と頭の中からノイズを減らすと、思考が急に鮮明になり、すぐにでも目の前のことに手を付けたくなってくる。
一度手を付ければ、あっという間に時間が流れる。胸の奥が発熱し、ワクワクしてくる。
それが本当の意味での”クリエイティブな時間”だ。
そしてクリエイティブな時間をどれだけ持てるかが人生の質を決める。
自分を劇的に変えるためには、まずシンプルでミニマムな空間を手に入れることだ。
引用 自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
この言葉の通り、実はこの現象は僕自身の特有のものではなく、誰にでも起こりうることなのです。
では、具体的にどのような理由でこのような現象が起こるのでしょうか。
脳の情報処理が減少した
物が家に溢れていると、脳がそれぞれの物に対して、どこに何があるかという情報処理をしています。
例えば「そこに雑貨物があって、冷蔵庫があって、紙が散乱している。」とか「そこに物があって、そこに何色の何々が転がっているな。」ということを無意識に情報処理しています。
その『情報処理』という『ノイズ』がなくなることで「やるべきこと」や「やりたいこと」に意識を向けやすくなります。
つまり、今まで意識が散漫になっていたことを、一つに集中させることができるのです。
自分を変えるのではなく「環境」を変える
『何かに集中したい時』や『行動力を上げたい』という時は『物を減らす』ということが大きな影響を及ぼすことはお分かりいただけたと思います。
人間は「めんどくさがり」な生き物なので、どうにもならない時というのはあります。
なので、そういう時は頑張って踏ん張ってなんとか自分を動かしていくのではなく、
「環境」を変化させ、頑張らなくても勝手に自分が動き出せるようにしていきましょう。