【アドラー心理学】人生における全ての悩みは対人関係によるもの!?

 

 

アドラー
すべての悩みは対人関係の悩みである。

 

アドラーは「全ての悩みは対人関係によるもの」と言っています。

 

確かにそうかもしれません。

特に将来のことなんかでは「将来何をしたいか」ではなく、「将来どうすれば恥ずかしくない人生を送れるか」という人が多いように思えます。

また、交友関係、孤独、恋愛、結婚、などなど、周囲からよく聞く悩みは対人関係によるものばかりです。

 

今回はなぜアドラーが「全ての悩みは対人関係によるもの」と言ったのかということについて見ていきましょう。

 

悩みをゼロにする方法

 

悩みをゼロにするには、宇宙でたった一人きりになるしかない。

 

これはどういうことかと言いますと、

例えば、「孤独」という悩みは「他者」がいるから「孤独」という概念が生まれているので、

宇宙で一人きりになれば「孤独」という概念すらなくなるということです。

 

そうなると、「他者」がいないので対人関係の悩みを持つことはなく、それはつまり『悩みがゼロの状態』になるということです。

 

しかし、僕たちは母親に生み出され、親に育てられ、地球に生まれてしまった以上は「他者」が必ず存在するわけです。

「他者」が存在することを認識してしまったのならば「対人関係の悩み」からは逃れることはできないのです。

 

宇宙で唯一無二の存在になるしか「対人関係の悩み」をゼロにすることができないというのはそういうことです。

 

仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ。

 

対人関係と向き合う

 

多くの人は「対人関係の悩み」を抱えていると、閉じこもりたくなります。

つまり、その「対人関係の悩み」に立ち向かおうとせず、逃げてしまうのです。

 

閉じこもり、対人関係から逃げてしまうと、次は「孤独」という「対人関係の悩み」が立ちふさがります。

また、それは「孤独になりたいからなる」のではなく、「自己防衛のために孤独にならざるを得なかった」ということになってしまいますので、より良い人生になるとは言えません。

 

先ほども言ったように、悩みを消し去るには「自分以外誰もいない世界で生きる」という方法しかありません。

つまり、「対人関係の悩み」に立ち向かうことでしかよりよく生きる方法というものはないのです。

 

人生のタスクを乗り越える

 

アドラー心理学では「対人関係の悩み」において、「人生のタスク」というものを定めています。

 

その種類は大きく分けて3つあります。

 

①愛のタスク

②交友のタスク

③仕事のタスク

 

ここではこれらのタスクの詳しい説明はしませんが、大体予想はつくかと思われます。

 

この「人生のタスク」の3つを乗り越えて『共同体感覚』を持つということがアドラー心理学における目的です。

そして、それらのタスクを乗り越える手段として、代表的なものが「課題の分離」や「承認欲求の否定」「劣等感の扱い方」なのです。

 

全ての喜びも人間関係から生まれる

 

アドラーは「全ての悩みは対人関係である。」と、言っているのと同時に、

全ての喜びもまた、人間関係である。

と言っています。

 

あなたも心当たりはありませんか?

 

どれだけ面白い漫画を読んでも、どれだけ楽しい場所に行っても、どれだけ美しい景色に触れても、

人に感謝された時や、人の役に立った時の喜びはいつまでも覚えているものですし、

その時の貢献感や幸福感というものは非常に有意義なものではなかったですか?

 

「対人関係」というのは「最大の不幸」にもなり得ますが、「最大の幸福」を呼び込んでくれる諸刃の剣なのです。

 

しかし、「最大の不幸」だからと言って避けてしまえば、「最大の幸福」も失ってしまうことになります。

なので、いかに「最大の幸福」を得て「最大の不幸」を無くしていくかということを突き詰めていくのがアドラー心理学です。

 

終わりに

 

僕にも「対人関係」が煩わしい時期があり、友達とも距離を置いている時期がありました。

「誰とも関わらず、結婚もせずに、適当に本でも読んで隠居していたいな。」とずーーっと考えていました。

 

しかし、そう思えば思うほど孤独感は強くなっていったことを覚えています。

「他者との関わりを無くして楽になる」という選択肢を取ろうとしたにも関わらず、「他者との関わりがなくて孤独感を感じる」ということになってしまいました。

 

正直、僕は「他者との共存」を拒絶して生きていくことはできると思っています。

しかし、拒絶といっても最低限コンビニやスーパーに行ったりすることで人に関わることはあると思うので、

そうではなく、できるだけ最大限に人と関わらないということです。

 

しかし、「他者との共存」無くして、快楽ではない「本当の幸福」とは掴むことはできないと思います。

アドラーも言ったように、「全ての喜びもまた、人間関係である。」ということに尽きると思います。

 

 

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