なぜストレスが悪いものであると思われるようになったのか知っていますか。

 

こんにちは。not(@minimalman10)です。

 

コチラの記事で「ストレスは健康に悪いと思う方が健康に悪い」というお話をしました。

 

今回は、なぜストレスが悪いものと思われるようになったのかを深掘りします。

その中で、ストレスに対しての認識を変えていきましょう。

 

ストレスが生まれた実験

 

『ストレス』という概念が生まれたのは1963年にハンガリーの内分泌学者のハンス・セリエがラットにホルモンを注射する実験で、

ラットが病気になる原因「打たれたホルモン」ではなく、「注射による苦痛」であることにより発見されました。

 

セリエはその実験で「苦痛」によってラットに悪い反応が出たということで、

極度の暑さや寒さを感じさせたり、休むことなく運動させたり、騒音で驚かせたり、毒性の薬品を投与したり、してあらゆる苦痛を与えました。

やはり、苦痛を与えると注射をしたときと同じような反応がおきました。

 

そこから、もともと医師であったセリエは人間もこのストレスを感じて病気を発症しているのであると考えたのです。

 

 

ストレスの定義

 

最初、セリエはストレスをこのように定義づけしました。

 

ストレスとは外部からの刺激に対する体の反応である

 

 

ストレスとは、定義上は体の反応のことです。

しかし、現代では外部からの刺激のことにも「ストレス」という言葉が使われています。

 

そして、このストレスの定義上に従うと、

先ほど実験のような、極度の暑さや寒さを感じさせたり、休むことなく運動させたり、騒音で驚かせたり、毒性の薬品を投与したりというようなラットに行ったあらゆる苦痛もストレスですし、

例えば、「小指をぶつけてイライラする」というような日常生活での出来事や反応までもストレスになってしまいます。

 

つまり、この『ストレスの定義』は範囲が大きすぎるのです。

 

ストレスへの誤認

 

このストレスの定義の曖昧な定義のせいで、

現代では「ストレス」とは「ありとあらゆる悪い刺激」というよう認識になってしまっています。

 

このような状況になってしまったので、

セリエはストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があるという発言をしていますが時すでに遅しです。

 

ストレス強度の差

 

そして、「ストレスの定義の曖昧さによるストレスの誤認」の他にもう一つ問題があります。

それは、その他の「実験での人間と実験動物のストレス強度の差」です。

 

現在でもストレスによる様々な研究が行われていますが、

私たちが日常生活で感じるストレスと実験動物が感じるストレスの強度には差があり過ぎます。

 

もし、私たちが急に電気ショックを浴びせられたり、水槽に突っ込まれ溺れるまで泳がされたりしたり、

ゲージの中で監禁されたりするとどうでしょうか。これはもはや拷問であり、現代ではあり得ません。

 

そして、そういった実験が多くあり、『ストレスは体に悪いもの』であると認識した私たちは、

広範囲の定義づけをされたストレス「日常生活の刺激」に当てはめて避けようとするのです。

これは誤認識の何者でもありません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

ストレスにはこのような歴史があります。これは現代社会全体が起こした過ちです。

なので、現代でも蔓延している「ストレス」は悪いという認識を変えていかなければいけません。

 

ストレスは悪いものと思うだけで健康に悪い?ストレスへの認知を変えてみませんか?

2018年8月27日

 

これらのストレスに関する情報はコチラの本に詳しく載っています。

もう少し詳しく知りたい方はオススメです。

 

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